概要
時代は自給自足。
大きさ・質量
Zの方は最大径77.5mm×全長88.5mm、Lの方は最大径77.4mm×全長87.2mm。
サイズはほとんど同じですが、質量はそれぞれ500g・350gと多少異なります。前者はF通しなのでその分重いのでしょう。
ちなみにフィルター経は、前者がΦ72mm、後者がΦ67mmです。
焦点距離・F値・最短撮影距離の推移
焦点距離(mm) | 24 | 70 |
---|---|---|
F値 | 4 | 4 |
最短撮影距離(m) | 0.3 | 0.3 |
ワーキングディスタンス(m) | 0.21 | 0.21 |
最大撮影倍率(倍) | 0.11 | 0.3 |
焦点距離(mm) | 20 | 24 | 26 | 27 | 28 | 35 | 50 | 60 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F値 | 3.5 | 3.8 | ? | ? | 4 | 4.4 | 5.3 | 5.6 |
最短撮影距離(m) | 0.15 | 0.15 | 0.15 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
ワーキングディスタンス(m) | 0.063 | 0.063 | 0.063 | 0.31 | 0.31 | 0.32 | 0.31 | 0.31 |
最大撮影倍率(倍) | 0.32 | 0.38 | 0.43 | 0.086 | 0.090 | 0.11 | 0.16 | 0.19 |
Zの方は分かりやすいですが、Lの方は途中でF値・最短撮影距離が変わるので表が大きくなります。
なお、表におけるワーキングディスタンスは推定値ですし、最大撮影倍率についてはそれぞれ太字のもののみが公式見解です。
レンズの特徴
NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの公式紹介ページ
Zの方は、ナノクリスタルコートによる高い逆光耐性を持ちます。
また、電子的に動作するコントロールリングを配置することで、各種機能を割り当てることができます。
さらに、沈胴設計の採用により、縮めた際、よりコンパクトに扱うことができます。
70mm/F4が使えるので、ポートレート撮影でもよりボカしやすいのも売りの一つです。
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6の公式紹介ページ
Lの方は、標準ズームにも関わらず、20mmという超広角画角が使えるのが最大の特徴です。
また、最大撮影倍率0.43倍を活かし、広角マクロ撮影を楽しめます。
さらに、Sラインシリーズ共通の、デザイン性に優れた外観をしています。
ちなみに-10~40℃までの動作が確認されていることも、メリットの一つです。
なお、どちらのレンズもフォーカスブリージングを抑制した設計であり、防塵防滴に配慮した仕様です。
どちらも、ステッピングモーターで高速性と静粛性を両立しており、精密かつ高速な露出制御を行えます。
なぜか公式サイトの特徴欄に書いてありませんでしたが、Zの方だけでなくLの方もフッ素コーティング済みです。
開発者インタビュー
Zの方は見当たりませんでしたが、Lの方はこちらの記事を発見しました。
換算20mm始まりが特徴的な、LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH.についての知見も取り入れられたのだとか。
【メールで開発インタビュー】 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6〜 20mmスタートがVLOG時代のフルサイズ標準ズーム
レビュー記事
asobinetさんにまとめられたレビュー記事を見る限り、Zの方もLの方も評価は高いようです。
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