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Adobeが「生成塗りつぶし (ジェネレーティブ塗りつぶし)」を発表
厳密に言うと実装は5月23日(米国太平洋時間)ですが、まあ細かいことはいいでしょう。
- 写真の中にオブジェクトを追加
- 写真の中のオブジェクトを削除
- 写真の背景を変更
- 写真の周囲を補完
これらの処理について、AIの力を借りて自動生成できるようになります。
まるで魔法! 話題のPhotoshop新生成AI機能「ジェネレーティブ塗りつぶし」を使ってみました【特集・集中企画】 - 窓の杜
無限の可能性を秘めた技術ですが、個人的に重要視したいのは「写真の中のオブジェクトを削除」「写真の周囲を補完」でしょうか。写真撮影の際、レンズゴーストが映り込んだり、構図をしくじることがあります。その際、これらの機能を使えば、目立たないように補完してくれるのではないでしょうか。実際に試したわけではないものの、リカバリー技術としては有用に感じます。
私は普段、Digital Photo Professional 4 (DPP4) を用いてRAW現像していますが、手ブレ/被写体ブレを補正するため、Topaz Sharpen AI を併用しています。しかし、それでも前述した「レンズゴーストの除去」はできなかったところ、それを上手く出来そうなソリューションが出てきたことを嬉しく感じます。
シャープネス設定の調整
DPP4でピクチャースタイルを変更した場合、ピクチャースタイルの初期設定が「ピクチャースタイルに合わせたもの」に変更されます。従来は、その設定のままでRAW現像していました。しかし、DLOなどの兼ね合いで、シャープネスが強く効きすぎると、リンギングが発生してしまいます。
そのため、意図的にシャープネス設定を下げ (+4だったものは+2に変更) て対処することにしました。Neural Network Image Processing Tool (NnIPT) で処理した後は、シャープネス設定をOFFにしても支障ない気がします。描写が眠くなりすぎる際は再度ONにするかもしれませんが。
撮影ライフが単調になってきた
構成が固まってきた影響で、買うものがもう無いな、とは。RF15-30mm F4.5-6.3 IS STMとRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMとで概ねカバーできるんですよね。NnIPTのレンズ補正機能がRF24-240mm F4-6.3 IS USMに対応したらまた購入することも検討できますが……。
ボディとして気になっているのはEOS R8。ただ、気になる理由が「軽く持ち出せるフルサイズ機が欲しい」からなところ、EOS R7も画質面で健闘しているのは事実。どちらかと言えば、EOS R7を低画素にして高感度耐性がフルサイズ機並になってくれた方が……。
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