2023年01月のカメラ趣味まとめ

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EOS R7とRF15-30mm F4.5-6.3 IS STMを購入

正月三が日、RF24-105mm F4 L IS USMとEF70-200mm F2.8L IS III USMを売却したついでに、ボディとレンズを購入しました。どちらも利用頻度が減っていたので……。EF16-35mm F4L IS USMとTS-E 45mm F2.8も買い取りを見積もりましたが、価格が安めだったので一旦保留ということで。

1. EOS R7について

買った理由について。レンズを交換せずとも使えるサブボディはあったほうがいい、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMを購入していたので相性がいい、といった理由で新品を購入しました。

シャッターについて。このカメラにおける、シャッターの仕様は次の通り。これらを確認した後、基本的には電子シャッターで運用し、それだと厳しい場合はメカシャッターと電子先幕シャッターを使い分けています。

シャッターの種類フリッカー除去自動水平機能
メカシャッター可能可能 (シャッタースピードは落ちる)
電子先幕シャッター可能不可能
電子シャッター不可能可能 (シャッタースピードは落ちない)

高感度ノイズについて。ISOオートの目安を探るため、DPreviewのサンプルを見ながら、EOS R5と比較してみました。EOS R7において、安心して使えるのはISO800まで、高感度ノイズを除去して実用的な画質が得られるのはISO3200までな印象です。つまり、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのような暗いレンズとタッグを組む場合、夜だと運用しづらい……。EOS R3/R7/R10は「高輝度側・階調優先」と「オートライティングオプティマイザ」を同時に使用できますが、前述したようにノイズが乗りやすいので、ホイホイ使えるかと言われると難しいです。NnIPTでノイズが除去できたように見えても、ダイナミックレンジの喪失は誤魔化せないので。

AFの設定について。EOS R3/R7/R10は、画面全体AF以外の……例えば一点AFでも、自動的にトラッキングAFを効かせることができます。また、事前に割り当てたボタンを押すことで、トラッキングAFを開始させることもできます。大変ややこしいことに、この2種類のトラッキングAFは別物。製品マニュアルの言葉を借りると、前者は「被写体追尾(トラッキング)」、後者は「ボタンでトラッキング」です。

AFの使い勝手について。しばらく触った感想として、「被写体追尾(トラッキング)」は誤爆しやすいですがシャッター半押しですぐ作動、「ボタンでトラッキング」は誤爆しづらいですがシャッター以外のボタンを押す必要がある印象です。誤爆しづらい状況だと判断できるなら「被写体追尾(トラッキング)」の方が手っ取り早いので、速射用のカスタム設定ではそちらをよく使っています。一方、じっくり撮影するためのカスタム設定では、誤爆を避けたいので「ボタンでトラッキング」をよく使います。

2. RF15-30mm F4.5-6.3 IS STMについて

買った理由について。マウントアダプターを噛まさないと使えないEF16-35mm F4L IS USMに代わる、小型でよく写るレンズとして使えるのではないかと、と考えたからです。

メリットについて。見た目の通り軽く小さく、手ぶれ補正もよく効きます。逆光耐性は、RF Lレンズほど強くはないものの、EF Lレンズにありがちな「微妙に乗るレンズフレア」が無いのは良いですね。角度によってはレンズゴーストが乗るものの、RF Lレンズですら厳しい状況だとレンズゴーストが乗りますので、「まぁこんなものか」といったところです。

デメリットについて。RF 非Lレンズの例に漏れず、広角端で周辺部の補正が強めです。例えるなら、Lレンズだとコンスタントに80点以上を取ってくるのに対し、このレンズだと合格点ギリギリを狙ってくるかのような描写です。望遠端だと周辺まで真っ当に写るんですけどね。

EOS R7+RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMが定番になった

ほぼ付けっぱなしです。近所を歩くときだけでなく、サブとして忍ばせる際にも有用でした。料理など、テーブルフォトでも大活躍。

一方、RF100-400mm F5.6-8 IS USMはと言うと、そこまで鳥や虫を撮る需要が無いことから、思ったよりEOS R7に差し込みませんでした。換算640mmを稼げるのはアドなんですけどね。

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