2022年7月のカメラ趣味まとめ

今月もRF24-105mm F4L IS USMを活用した

普段使いの他、ワンフェス2022夏で使用しました。ワンフェスでは主にブツ撮りとして使用しましたが、その際に105mm側が活躍しました。

また、単なる中望遠マクロレンズと違い、50mmや24mmまで戻して撮ることもできるのはメリットですね。↓は1/3.5スケールなので十分に遠ざかって撮ることは難しく、より大きな画角を必要としました。

DPP4によるRAW現像スタイルに戻した

普段からDxO Photolabを愛用していましたが、Canon機で撮った写真については、Digital Photo Professional 4 (DPP4) の方がいいのでは無いかと思い、そちらをメインとしてみました。

DPP4のメリットとしては、より正確な収差補正が行えること、ガンマ補正を自動化するボタンがあること、ノイズ除去していない際も多少のカラーノイズは消されている感あって使いやすいこと、トリミングする範囲をピクセル単位で正確に指定できること……があるでしょうか。DxO Photolabと同様、処理結果をファイルに記録して管理できるのも良いですね。

一方、ノイズ量が多い際は、DPP4だと厳しいところを感じます。ノイズ除去の強度を上げればノイズは取れますが、ディティールもついでに取り去られてしまう傾向がありますので……。また、曇り空など、DxO Photolabと比べて色味が薄くなる状況もあるため、その際は色の濃さを盛る必要がありました。パフォーマンスの遅さは……まあ……諦めるしかないとして。

なお、RAW現像する際、周辺減光補正はOFFにするスタイルになりました。風景だと絞って使うことが多いですし、周辺減光が好きになってきたので。

RF100-400mm F5.6-8 IS USMは便利だが画質上の限界を感じた

例えば遠方の鳥や船などを撮る際、対象が太陽に強く照らされるような状況ですと、色収差およびフリンジへの耐性が求められることになります。そういった撮影では、EOS R5で等倍鑑賞した場合、仄かにフリンジを確認できることもありました。
(↓はTwitter用に縮小しているので、そういったものは見えない)

ただ、当レンズの携行性とコストパフォーマンスは、他では得難いものですので、これからも大いに活躍してくれることでしょう。

買ってみたディフューザーがちゃんと効いてくれた

ワンフェスに向けて、ストロボの光を拡散するディフューザーを購入していました。ただの布と侮ることなかれ、ちゃんと効きます。

ちなみにディフューザーは様々なタイプがあります。他のタイプも試してみたいですね。

TS-E 45mm F2.8について再度考察

次の写真を撮った後、同じ被写体に対し、TS-E 45mm F2.8で撮影することを通し、その描写性能について考察していました。

ここで注意したいのは倍率色収差。絞って消えるものではない他、シフトすると色収差が2辺でよく見えるようになります。DPP4だけでは対処できないので、Adobe Lightroomなど、他のツールも活用することになるでしょう。

また球面収差については、F8まで絞れば十分かな……といった印象です。中央部は絞らずとも使えなくないですが、周辺部になるとね。

なお、1.6倍トリミングしてみると、画面全域での安定性は向上しましたが、その分画素数が減少しますので、運用する際は注意が必要です。

TS-E 90mm F2.8を久々に外に連れ出してみる

F2.8 (絞り開放) だと、太陽に強く照らされるようなシチュエーションには弱いところを感じます。

が、F5.6まで絞れば、だいぶ絵が落ち着いて見やすくなりました。この手の画角が刺さる人にはウケそうな感じ。

EOS R5で動画を録画した際の雑感

まず、8K録画機能は使わない方がいいです。画質を表示できるモニターがない……と言う以前に、対応アプリケーションが少ないので。例えばAviUtlでは正常に開けませんでしたし、DaVinci Resolveだと有償版じゃないと8K出力できなかったので、使いどころが難しい。

また、カメラに付属したマイクは悪くはないものの、実際聴いてみると、外付けマイクも欲しくなりました。かと言って、常に(いつ使うか分からない)マイクを携行できるかは怪しいのですが。

それと、手ぶれ補正の効き方によっては、画面の周囲がぷるぷる震える、いわゆるコンニャク現象が無視できないことがありました。ファームウェアアップデートによって改善されたそうですが、それでも広角だと警戒が必要な感じがします。

DxO Photolab 5についての新たな発見

まあ些末な話ですが、DeepPRIMEノイズ除去にて、輝度ノイズ除去量を0にしてもある程度ノイズ除去されることが判明しました。

これは恐らく、DeepPRIMEノイズ除去が、デモザイキング処理 (センサーのベイヤー配列を各ピクセルに復元する処理) も同時に行なうことから、その段階で多少はデノイズしてしまうからではないかと思われます。デフォルトの輝度ノイズ除去量(40)に比べてディティールが削れにくいので、細かな調整は大事なんだなと実感しました。

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